8月20日に公開の映画【青空エール】
竹内涼真くんと土屋太凰ちゃんが主演の爽やか青春ストーリーです。
少女漫画が原作の青空エール。
先日まで浜松でロケが行われていました。
私は残念ながらエキストラも行けず、お手伝いもできず。
しかし狭い田舎の事ですから主な撮影場所はすぐに分かりまして、こんな機会は滅多に無いということで連日見学しに行っておりました。
幸い何にも無い原っぱの隣がロケで使われていたため、そちらでどさもんと遊びながらのんびりまったり見学していました。
と言うのも、撮影されている場所はすぐに分かったのですが、野次馬が沢山いるどころか私以外誰もいない日の方が多かったのです。
役者さん達は浜松駅近くのホテルに泊まっていたのと、週末は浜松市の別の場所でロケがされることが多かったのでそちらに注目が行っていた模様でした。
特にロケが始まった頃は午前中はがらんとしていて私は悪目立ちしていました。
きっとロケしているスタッフさんたちにも「また来てる」と思われていたでしょう…。
ただ私の方も他に見に来ている人が少ないと大胆に近寄る事もできず。
ひたすら原っぱで遊んでいる人として息を潜める日々でした。
たまに来る他の見学の人に声をかけていたのですが、その中で素敵なお話が聞けましたので紹介します。
とても仲の良い老夫婦がいらっしゃって、撮影をじっと見ていらっしゃいました。
おばあさんに話しかけると、昨日も撮影を見に来たとのこと。
フェンスに近寄って見ていたら、スタッフの方に声をかけられたそうです。
「すみません、そこはカメラに映ってしまいますので…」
「こちらに座ってご覧下さい。でも、お静かに…!」
なんと、老夫婦は撮影をベンチに座って見ることができたのだそうです。
「カットって言うまで見ていたのよ」と嬉しそうなおばあさん。
「あなたも入れてもらいなさいな、大丈夫よ、きっと」
と言ってくれましたが明らかに毎日通っている怪しい親子の私が入れてもらえないだろうと思って実行はしませんでした。
ロケ終盤になってくると夕方には野次馬も増え、見ていると役者さんに声をかけたりサインを貰う人もチラホラ。
わ、私?
ど、どうかな。言えないけど…。
サインは貰ってない。本当。
これね、やったもん勝ちって思いますけどね。
『涼真くんに普通に声をかけるなんてまず無理!恥ずかしくて!好きすぎて声をかけるとか本当に無理!』
それをましてやサインなんて。
私はミーハーで見に来ているんじゃないんだいっ!
いつかお金を出してちゃんとファンイベントに行って、堂々とサインをもらうんだもん…。
涼真くんのお誕生日の日に、浜松ロケは撤退しました。
縁があって、お見送りに参加することができました。
三木監督に「楽しみにしています」と言えました。
太凰ちゃんは居なかったので見送れませんでしたが、
涼真くんは主演として見送り隊に挨拶をしに出て来てくれました。
お手紙を渡しても良いと言われたので直接お渡しできて感激しました。
サインや握手はNGと言われていたので、お見送りに来ている人はみんなちゃんとルールを守っていました。
でも、涼真くんがちびっ子達と握手をしだしてくれて。
流れで握手してもらえましたがまさか、こんな事良いのだろうかと頭が真っ白に。
たまたま見送り隊に交ぜていただけただけなのに。
でも、撮影を日々見守りに来ていて良かったなと思いました。
涼真くんはバスに乗り込み、東京へと帰って行きました。
いよいよ5月は東京での撮影ですね。
エキストラ参加のみなさん頑張って下さい。
クランクアップも間近です。
映画の完成がとても楽しみです。