今週のお題「お気に入りの一着」
ちゃぼちゃんを授かったとき、天にも昇る気持ちで、性別を先生から聞いて更に嬉しかったのを覚えています。
周囲から、ちゃぼママはきっと女の子を授かると言われていた私。
それが、赤ちゃんは男の子!
みんなどんな顔をするだろうな、私が男の子のママだって…!
男の子でも女の子でもいい、私のお腹に来てくれてどうもありがとう。
とてもとても幸せな記憶です。
さて、そろそろ二人目…。
そう考えた時に、私は「ちゃぼちゃんに弟を」そう願っていました。
子供は二人まで、そう決めていた私たち夫婦です。
将来力を合わせて、仲良くしていて欲しい。
異性よりも、同性の兄弟を。
そう思うのは私たちにとってとても自然な流れでした。
しかし、私のお腹に来てくれたのは女の子。
ほんの少しだけ、ちょっぴりだけ、あぁ、産まれるまでに男の子になってくれないかしら。そう思いました。
でもすぐに女の子万歳!と幸せな気持ちになったんです。
忘れていたけれど、私は女の子が欲しかったんだ。
一緒にオシャレしたり、ヘアアレンジしたり。
私の着物を着せてあげよう。
イケメン俳優に一緒にキャーキャーしたいし、
ショッピングもカフェでお茶も、ずっと一緒に楽しみたいなぁ~。
マタニティって、脳内お花畑になっても仕方ないですよね。
そんなこんなで産まれてきたどさもん。
とびっきり可愛いお洋服を、ばぁばに買って貰いました。
悩んで悩んで、値段を見てまた悩んで。
母が、
「値段はいいから、着せてあげたい物を」
そう言ってくれたのにやっぱり悩んで。
どさもんに、半年バースディで着せようと準備したはじめての1着。
それがこれです。
Sourisは、とっても可愛らしい女の子のお洋服が沢山。
今まで男の子の服ばかりを買ってきた私は、夢見心地で服を選びました。
これは、ワンピースとは言わず、“ミルキースーツ”と明記されていました。
ちゃんと、ブルマがセットで付いています。
スーリーにはピンクがほとんどで、赤や、水色がちらほらある感じで、この深い緑色はその中でもとても目立っていました。
はじめての冬にも、一歳の冬にも、そして今季の冬にも着せました。
普段95のサイズが丁度よいどさもんに、80のスーリーはギリギリのギリ。
エプロンの様な感じで、パンツスタイルに合わせて着せています。
もう、このお洋服は3才の冬には着られませんが、手放さず、寝室に飾ろうと思っています。
華奢などさもんだから、今季まで頑張ってくれた1着。
私の夢が沢山詰まった1着。
大きくなって、フリフリを着なくなっても、これを着てくれていたどさもんを私はずっと忘れません。
このお洋服との最後の冬、惜しみながら楽しもうと思います。